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2008.04.18 (Fri)

マウンテンゴリラを救え!『ケータイゴリラ』始動@アースデイ東京

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「もしもしゴリラさんですか」

「ハイ、ゴリラデス」
「携帯電話や電子機器類に必要な金属を採るために森を削ったり、私たちニンゲンが大変ご迷惑をかけてます」

「ボク以外ニモ沢山ノ動物ガ迷惑シテルヨ」

「本当にごめんね。不要になった携帯電話に含まれる金属を再利用して、その売却益をゴリラさんに寄付します。君の仲間たちの命を償うことは出来ないけど・・・、 ほんの少しだけど・・・、何にかのお役に立てばうれしいです」



というマウンテンゴリラさんとのやりとりが、国際青年環境NGO A SEED JAPAN (アシード・ジャパン)のメンバーから届きました。

ゴリラさんが嘆いています。
携帯電話に使われる希少な金属を採掘するために、採掘の邪魔になるゴリラさんが殺されていると。

そこで、A SEED JAPANのメンバーは、使わなくなった携帯電話をアースデイ東京で回収し、そこから得た収益金を、マウンテンゴリラの保護に役立てよう!と行動することにしたのです。

名づけて、

マウンテンゴリラを救え!『ケータイゴリラ』始動! です。
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家で眠っている携帯電話があるようでしたら、19日と20日、代々木公園で行われているアースデイ東京2008の、A SEED JAPANのブースまで持っていってください。携帯電話を回収しています。回収の際、携帯電話はデータと一緒に破壊処理されます。
携帯電話一台から約50円の収益が発生するとのこと。

PHS電話、携帯・PHSの充電器も回収しています!


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この機械で、携帯電話の電源ボタンの部分に、ブチっと穴をあけます。自分で、機械を操作することもできます!



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こんなふうに、ブチっと穴が貫通します。



日本人の、平均的な携帯電話の買い替えのサイクルは1年半で、欧米の平均が3年程度であるのと比べ、非常に短いサイクルで買い替えています。

携帯電話の部品には、希少な金属が沢山使われています。
携帯1トンから、金280グラム、銀2キロ、パラジウム100グラムが取り出せるそうです。

携帯電話を持って来てくれた皆さんには、記念にケータイゴリラ特製ステッカーをプレゼントしてくれるそうです!


※ 「携帯ゴリラ」はA SEED JAPANと白井グループのパートナーシップにより行われています。

ケータイゴリラ

A SEED JAPAN
http://www.aseed.org/

白井グループ株式会社
http://www.shirai-g.co.jp/

【携帯電話リサイクル協力】三光金属
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2008.04.15 (Tue)

先取り! アースデイ東京2008 を予習する

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今週末は、東京の代々木公園で、アースデイ東京2008 が開催されますね。
土日の二日間で、12万人の来場者が見込まれています。天気もいいようですし、多くの人出が期待できそうです。

今日のテーマは、「アースデイ東京2008を楽しむ方法」です。

1. 会場案内図を先取りしよう
以下のサイトで会場マップがダウンロードできます。

代々木公園は広いですし、アースデイとなると人が沢山います。
会場でもマップを配布していますが、そのマップを手にするまでに迷うことも多し。
おおまかな会場イメージを頭に入れておくだけでも、当日の行動がスムーズになります。

会場マップ
http://www.earthday-tokyo.org/2008/news/?p=85

【基本情報をチェック】
インフォメーションブース…会場でお困りのことがあればコチラへ
ごみステーション…持ち込みごみは各自で持ち帰ること。イベント会場で出たごみは、ごみステーションで分別回収。ポイ捨ては禁止です。
授乳室…授乳、おむつ換えも安心です!
スモーキングエリア…会場内での歩行禁煙はNGです。
トイレ…言うまでもありません。必要情報ですね。(笑)


2. お気に入りのアーティストが出演する、アースデイ・コンサートの時間をチェックしよう

会場で一番大きな、「代々木公園野外ステージ」で行われるコンサートです。

毎回、アースデイ開会の場開きのセレモニーは、どこか神秘的で、会場にいる いろいろな人とつながっている、という連帯感を感じさせてくれます。


■■■タイムテーブル発表■■■
4/19(土)

11:00 オープニングセレモニー 場開きの祈り(アイヌ伝統の神事カムイノミ)アシリ・レラ(山道康子)ほか
11:40 開会式
12:00 アンニャ・ライト+Zino
13:00 『EARTH DAY ACTION トーク』田中優
14:00 いとうせいこう、高木完、DJ BAKU & DUB MASTER X
15:00 南無
16:00 熊谷もん
17:00 川原 一紗with感謝
18:00 オオヤユウスケ
19:00 山根麻以+Visions




4/20(日)
11:00 パノラマ スティール オーケストラ
12:00 白井貴子
12:30 『EARTH DAY ACTION トーク』野中ともよ、小林武史
13:40 寿
14:40 OLAibi
15:30 佐藤タイジ
16:30 GANGA ZUNBA



17:10 『EARTH DAY ACTION トーク』高樹沙耶
18:00 渋さしらズ オーケストラ
19:00 クロージングセレモニー

※ステージ前入場にはカンパをお願いしています。
※ステージの合間に、NGO/NPOアピールがあります。

ステージ運営に必要な電力は、使用済みの天ぷら油をリサイクルしたエコ燃料、バイオディーゼル燃料でまかなっているそうです。
ステージの裏に回れば、発電の様子を見ることができたはず。。。

GANGA ZUNBAのメンバー 宮沢和史さんからのメッセージ



C.Wニコルさん、白井貴子さん、高樹沙耶さんからのメッセージもあります。
コチラでどうぞ。


3. オルタナスタッフが話す、グリーントークを聞きに行こう


宣伝です。(笑)
代々木公園のケヤキ並木の入口付近の、グリーントークステージでは、「社会をグリーン化するムーブメント」に関わる個人や団体によるトークが行われます。
オルタナも、以下のスケジュールでトークに参加しますので、ぜひ聞きにいらしてくださいね。

19日 
●10時15分~11時30分 オルタナ7号で特集した学生サークル「SOL」とgreenzのトーク

オルタナ7号から、「Hungry for Mission 「志」を求める若者たち」という新コーナーが始まり、SOL(ソル)を取材させていただきましたが、SOLのメンバーとgrennzが対談をします。(greenzについては、次のプログラムを参照)

SOLは、不要になったビニール傘を、渋谷の街の「置き傘」として再利用する「シブカサ」をスタートした団体です。
こうした、社会起業家や環境問題に関心をもつ若者を今後も、オルタナで取り上げ、応援しています。
なお、誌面に掲載されたインタビューの続編は、WEBで読めます。こちらからどうぞ。web版Hungry for Mission


●11時45分~12時30分 グリーン×メディア(オルタナ、グリーンズ、greenTV)のトーク

環境情報発信をしている3つのメディアによるトークです。雑誌媒体のオルタナのほかに、WEBでコンテンツを発信しているgreenz、環境動画を配信しているgreenTVが登場します。

こちらのステージで使用する電力は、全て太陽光パネルによって発電されています。


4. 会場では使い捨ての食器はNGだと心得ておこう

アースデイの常連さんならご存知ですが、会場では使い捨ての食器は使いませんので、何度も繰り返し使えるリユース食器が活躍します!

先ほどの地図で、「Dish Reuse System」を探してください。二か所あります。どちらも、アースデイキッチン(フードコーナー)と隣接しています。ここで、リユース食器の貸出を行っているので、食べ物を買う前に、こちらで食器をゲットしてくださいね。
なお、キャンプ用の食器など、My食器を持参した人に、サービスをしているブースもあると聞いていますよ~。


5. 環境に優しく&おいしい食べ物をいただくため、「フードマイレージ」を理解しておこう

最近は新聞や雑誌に「フードマイレージ」について、書いている記事を見るようになりました。
フードマイレージとは、食材の輸送距離のことで、その食材が調達されるまでに、どれだけの輸送距離を経てきたのか、ということ。
長距離であれば、トラックや飛行機のガソリンがそれだけ使われています。
輸送距離が短いと、その分、環境に対する負荷も低くなります。

アースデイキッチンに出店している食べ物ブースでは、フードマイレージの表示をしています。
食べたいものに迷ったら、フードマイレージの少ないものを選ぶというのも、一案です。

なお、アースデイキッチン というホームページが開設されています。
フードマイレージが簡単に計算できる計算機や、都内のオーガニックレストランガイドも掲載されています。

今年のアースデイキッチンには、「ciaobella」(チャオベラ)が、初登場します!
チャオベラは、オルタナ2号で取材させていただいたお店で、オーガニック野菜たっぷりのイタリアンレストランです。


6. 新鮮な食材の販売もあるので、マイバッグを持参しよう

化学肥料や農薬を極力使わずに育てられた旬の野菜を販売します。
生産者と私たち消費者が、直接会話しながら買い物ができます。

また、NGOや企業のブースでは、チラシやパンフレットを配布していますので、食材を買わなくても、マイバッグはあったほうが便利です。

Banner_2008
「シフト グリーン」環境に配慮したものにシフト(変えて)していこう―。
アースデイ東京2008のスローガン



最後に、高樹沙耶さん@アースデイ記者発表
『アースデイ2008』は4月19・20日に開催、テーマは「シフト グリーン」
も読んでいただけると、アースデイ東京2008実行委員長のC.W.ニコルさんや、高樹沙耶さんの環境に対する考えが、ご理解いただけるかと思います。

なお私は、19日のアースデイに行く予定でいます。
天気がよさそうなので、水筒持参で行こうと思ってます!
皆様もよい週末の計画を~!
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2008.04.11 (Fri)

古紙偽装問題のその後

古紙の配合率を偽装していた製紙会社8社に対して、公正取引委員会は排除命令を出す方針を固めました。(東京新聞4月9日)

8社とは、日本製紙、王子製紙、三菱製紙、北越製紙、中越パルプ工業、紀州製紙、大王製紙、丸住製紙。

古紙配合率偽装については、8社を含む16社が関与していましたが、景品表示法(優良誤認)は、一般消費者向けの表示が規制対象であるため、残りの8社は、今回の処分対象にはならなかったそうです。なんだか、腑に落ちないというか、法律の限界を感じます。

少し前に、古紙問題で被害を受けた人から、「今回の偽装は、優良誤認にならないかもしれない」と聞いていました。その理由はというと、優良誤認とは、

(1) 実際のものよりも著しく優良であると示すもの
(2) 事実に相違して競争関係にある事業者に係るものよりも著しく優良であると示すもの


  参考:公正取引委員会 http://www.jftc.go.jp/keihyo/yuryo.html

であり、「古紙40%」と表示しつつも、実際の古紙含有率は表示より少ない状態というのは、品質だけに着目すると、実際に古紙40%配合の製品よりも、高品質であるとも理解できるというのです。したがって、(1)の条件を満たさない可能性があるのだとか。
 
その場にいた全員が、このような解釈に、びっくりしてしまいました。

確かに、品質だけを重視すれば、古紙含有率が低いほうがいいのかもしれません。(印刷機に紙がつまりにくいなど)しかし、現代は、限りある地球資源の枯渇を避けるため、古紙を含んだ再生紙を生産、選択することが、持続可能な方法であると考えられ奨励されています。実際に、政府も消費者も、そうした製品を選ぶようになってきています。
だからこそ、製紙会社は、技術的には不可能でも、古紙含有率の偽装をしてしまったのですから。

今回、古紙問題が「優良誤認」と認められて、ホットしました。

しかし、まだまだ古紙問題は奥が深く、製紙会社だけで済む問題ではありませんでした。

環境NGO、WWFジャパンでは、環境に配慮した原料を使ったオフィス用品を購入したり、WWFの販促グッズに、再生紙を使用したグッツを販売していました。

ところが、今回の古紙配合率の偽装が発覚し、WWFジャパンでは、「古紙100%」として使用・販売していたものの信頼性に疑問を抱かざるを得ないことになってしまったのです。
そこで、「古紙100%」だと思って使っていた事務用品などの実態調査を行ったそうです。
WWFが使っていた封筒やパンフレット用の紙については、33製品中23点が不正(30製品について回答有)でした。
カレンダーやノートなど、古紙100%のWWF商品として販売していたものについては、5製品中4点が不正(5製品回答有)だったそうです。

そこで、調達方法を見直し、古紙100%については、表示が信頼できるまでは使わないことにしたそうです。

また、WWFとして、古紙100%の商品として販売したり、提携した商品について、会員にお詫びをしました。

こうした一連の流れから分かるように、WWFは、古紙配合率偽装の「犠牲者」でもあり、知らないうちに「加害者」にもなってしまったのです。

その後WWFは、製紙会社と意見交換を行い、

1)信頼できる表示のしくみをつくること 
2)オフセットに取り組む以前に、再発防止の対策をとることを を要求したそうです。
 
オフセットの取り組み:実際の古紙配合率と、表示上の配合率の差分について、環境活動などを資金面で支援し、オフセット(相殺)するという考え。16社合計で10億円を拠出すると表明している。


「信頼できる表示のしくみ」は、これまでの古紙配合率表示の方法では、実現できなかったという指摘があります。なぜなら、実際の古紙配合率を知っているのは、製紙会社だけであり、利害関係のない第三者機関による検査などは一切行われていなかったからです。

エコマークを信頼して購入していた消費者は、今回の偽装で、何を買ったらいいのか分からなくなってしまいました。こうした「消費者選択の混乱」を避けるためにも、第三者機関による認証を導入するべきだと思います。

そして、古紙の偽装によって、WWFのように信頼が揺るぎ、実態調査に相当の労力をかけた会社や団体が他にもあると思うと、この問題はこのままフェードアウトしていいとは思えないのです。
13:51  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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