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2008.04.08 (Tue)

排ガスに含まれるPM2.5に規制を!

先日、日本の大気汚染について考えるシンポジウムで、「PM2.5」という大気中の微小粒子状物質の、国際的な環境基準の動向について聞いてきました。

PM2.5は、「Particulate Matter2.5」の略で、直径が2.5μm以下の微小粒子状物質のこと。ディーゼル車の排ガスに含まれています。

米国では97年に、EUでは2005年にPM2.5を対象にした基準が定められました。世界保健機構(WHO)でも2005年の改定で規制対象になっています。

日本では1972年に、PM10(直径が10μm以下の微小粒子状物質)以下のSPM(浮遊粒子状物質)が規制対象になりましたが、90年代以降、国際的な大気汚染の指標にPM2.5が加わりつつあるなか、日本では、なにも変わらなかったそうです。

PM10の規制基準を達成していても、米国やWHOのPM2.5基準に照らし合わせると、日本はオーバーしている状態です。

PM2.5は自然界にほとんど存在せず、工場や発電所、大部分は、ディーゼル車からの排出されています。そして、喘息や肺ガンを引き起こし、循環器疾患の原因になると言われています。

規制する基準はなくとも、大気汚染をめぐる公害訴訟では、原因物質としてPM2.5は、何度も議論されてきました。

2000年12月の尼崎大気汚染公害裁判の和解では、PM2.5を汚染指標とする調査・解析手法の検討が確認されています。2001年8月の、名古屋南部大気汚染公害裁判和解では、PM2.5の健康影響調査を実施することになりました。

2007年4月には国会で、環境基準設定を求める決議が採択。3月末に環境省は、PM2.5を長期間吸い込むと、肺がんによる死亡率が約1.3倍になるという調査結果を発表しています。この調査では、循環器疾患やぜんそくなどの呼吸器疾患での死亡率増加については、関連性はなかったとしていますが、4月4日には、環境省の「微小粒子状物質健康影響評価検討会」が、「(PM2.5が)健康に一定の影響を与えていることは、疫学知見ならびに毒性知見から支持される」との見解を示しました。

シンポジウムの終わりに、大気汚染公害に苦しんできた尼崎の大気汚染公害患者患者の一人が、大好きだというケニアのことわざを紹介しました。

“地球を大切にしなさい
それはあなたの親から授かったものではありません
あなたの子どもから授かっているものなのです”


日本も、排ガスに含まれるPM2.5を規制するべきです。
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