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2008.06.28 (Sat)

映画『誰が電気自動車を殺したか?』

やっと日本語のDVDが発売になります。米国のドキュメンタリー映画「誰が電気自動車を殺したか?」。原題は「Who Killed the Electric Car?」です。
ビッグカメラのネットショップを見ると、「予約の受付は終了しました」との表示が。「数量限定」とも書いてありますので、もともとの予約可能数がいくつかにもよりますが、それなりに注目されている作品だとは言えそうですね。

また、数日前までは、映画のタイトルでネット検索をしても、ヒット数は少なかったのですが、DVD発売のせいか、一気にヒットサイト数が増えました。

2006年に米国で上映されたこの映画、私はとても内容が気になっていたので、DVDを購入しました。内容は、先日のブログ「イオン 電気自動車の充電スタンドを設置」にも書きましたが、米国カリフォルニア州で90年代に誕生したGMの「EV1」という電気自動車の誕生からその「最期」までを追ったドキュメンタリーです。「最期」と書いたように、とても人気のあったEV1は、製造者であるGMによって、廃車にされてしまう信じられない運命をたどるのです。同時期にトヨタやホンダが販売した電気自動車も例外ではありません。映画では、まだ十分に乗れる電気自動車が、無残にもスクラップされているシーンも映しています。

多くの人が「エコカー」と聞いて思い浮かべるのは、ハイブリッド車だと思います。しかし、ハイブリッド車は、ガソリンで動くエンジンの発電によって、搭載されている電池が充電されるしくみですから、ガソリンで走っているときには排ガスがでます。しかし、ハイブリッド車が登場するずっと前に、ガソリンも排ガスもなしで走るEV1のような車が普通に高速道路などを走っていたのです。
ガソリン車がガソリンを給油しないと動かないと同様に、電気自動車には充電スタンドが必要です。1990年にゼロ排気ガス規制(ZEV法)が成立したカリフォルニア州では、充電スポットの設置が進められていましたから、問題なく電気自動車を使うことができたのです。高速道路の標識にも、「電気自動車充電スポットあり」なんてものがあったりしたようです。

映画には含まれていませんが、YouTubeを検索すると、この映画の監督、クリス・パインが、ソーラーパワーで充電できるスタンドで、愛車の電気自動車を充電している映像が見つかりました。
電気の需要が増えると原発が増える、と考える人もいると思います。ですので、野放しに電気自動車をプッシュしたいとは思いませんが、こうした自然エネルギーを活用した充電スポットの設置にも力を入れれば、電気自動車を支援したい気持ちは強くなります。

ちょうど、7月2日に発売になる「オルタ」(アジア太平洋資料センター発行)という雑誌に、「誰が電気自動車を殺したか?」について書かせていただきました。DVDの発売は8月後半のようですので、一足先に内容が知りたいという方は、ぜひ「オルタ」を手にとっていただけると嬉しいです。
main2008_0708.jpg

「オルタ」2008年7・8月号
http://www.parc-jp.org/alter/2008/alter_2008_07-08.html
販売店
http://www.parc-jp.org/alter/other/hanbaiten.html






「誰が電気自動車を殺したか?」に関するYouTube画像
予告(英語)


トム・ハンクスも絶賛する電気自動車(人気トークショー番組にて)
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23:12  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.24 (Tue)

路面電車(LRT)への熱い視線

 路面電車と聞いて、何を思いだしますか?私は、通っていた小学校の校庭に展示されていた、廃車となった路面電車を思い出します。たった一両の展示でしたが、小学生にとっては最高の遊び場です。車内には手すりや、横一列にずら~っと長い座席がそのまま残されていました。

 この路面電車、車の発達とともに姿を消していきましたが、最近では、環境にも人にも優しい乗り物として再び注目されています。かつての路面電車は、「LRT」(ライト・レール・トランジット)と呼ばれ、日本語では、次世代型路面電車と説明されています。「路面電車」がイコールで、LRTとはならないようです。
 例えば、LRTは、ホームから乗り込むときの車両の高さがフラットなので、車いすやベビーカーも、問題なく乗り入れることができます。「低床化」と呼ばれていて、バリアフリーを意識した設計になっているので、ホームまでの通路も、階段ではなく緩いスロープになっています。
 また、「パークアンドライド」と呼ばれる、最寄り駅まで車で来て周辺に駐車(パーク)し、そこからLRTに乗って(ライド)目的地へ移動するライフスタイルを提案しています。人が集まる都心での車の渋滞を緩和することで、都市の大気汚染を軽減することにもつながるのです。

 LRTが発達している街として有名なのが、フランスのストラスブールです。1962年に廃止された路面電車は、LRT推進派の市長が当選したこともあり、94年にはLRTが開業しています。Youtubeで検索してみると、ストラスブールのLRTの写真がたくさんヒットしました。そのなかの一つがこれです。



 海外20都市のLRTに乗ったことのある岡村共由さん(日本路面電車同好会会員)によると、LRTの特徴は他にも、低騒音、開放感溢れる広い窓といった点があげられ、さらに、中心市街地の繁華街(モール)は、歩行者とLRTのみが通行可能な「トランジットモール」があるため、車を気にせずに繁華街を散策することができるとのことです。
 また、車とLRTが同じ道路を共有すると、前方を走る車に道を遮られて、なかなか前に進めず渋滞を引き起こすことになります。(かつての銀座を走っていた路面電車などがそうだったそうです)。ここで、車を優先させるか、LRTを優先させるかは行政の判断に委ねられますが、広島市では、路面電車を優先させ、車の路線への乗り入れを禁止させています。

 こうして改めてLRTの話を聞いてみて、これまで意識はしていなかったけれども乗ったことのあるLRTを思い出しました。サンフランシスコのMUNI。確かに、ホームと車両の段差がありませんでした。それから、広島市のLRT「グリーンムーバー」です。

 皆さんの生活にはLRTがありますか?乗り換えの際の段差など、気にならないことが多いかと思いますが、重いスーツケースを持って移動すると、妙に階段の多いことに気がつかされたりします。
 以前、自転車で世界中を旅している松本英輝さんから「環境先進国は福祉先進国でもある」とお聞きしました。そのときに紹介されていたのがLRTでした。こうした視点で乗り物を見ると、新たな発見がありそうです。
23:03  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.06.21 (Sat)

イオン 電気自動車の充電スタンドを設置

・・・お知らせ・・・
映画『誰が電気自動車を殺したのか?』についてはコチラでも書いています。
雑誌『オルタ』7・8号に、『誰が電気自動車を殺したのか?』について書いていますので、こちらもよろしくお願いします。
・・・・・・・・・・・・・
r0012167_2.jpg
驚きました!イオンが、電気自動車の充電スタンドを、ショッピングセンターの駐車場に設置するそうです!最初は、埼玉県越谷市の「イオン レイクタウン」に今年の秋に導入するとのこと。(写真は、2008年6月21日の東京新聞夕刊の一面です)

なぜ私がこんなに驚いているかというと、電気自動車が普及しない理由の一つに、一回の充電で可能な走行距離が限られていることがよく指摘されているのです。でもこの点については、電気自動車の充電スタンドが、ガソリンスタンドのように、いろいろな場所に存在しないからであり、充電スタンドが増えれば、走行距離の問題はクリアできてしまうのです。

電気自動車が増えていけば、ガソリン自動車の存在を脅かすようになるでしょうし(そこまで電気自動車が売れるのかは、多少疑問ですが)、となると、ガソリン車を主要商品として販売している自動車メーカー、そして石油業界としては、利益が減ってしまう・・・という不安が出てきます。ですから、電気自動車が普及するインフラ整備は、いろいろなところからの圧力もあって、難しいだろうなと思っていました。

最近見た映画に「Who killed the electric car?」(誰が電気自動車を殺したか)という日本未公開の映画があります。
これは米国カリフォルニア州で90年代~に誕生したGMの「EV1」という電気自動車の誕生からその「最期」までを追ったドキュメンタリーです。
「最期」と書いたように、とても人気のあったEV1は、製造者であるGMによって、廃車にされてしまうのですが・・・

少し話が映画の内容に脱線しますが、映画では、「誰が電気自動車を殺したのか」という問い投げかけ、自動車メーカー、石油業界、電池の性能、水素燃料、消費者、ブッシュ政権やカリフォルニア州政治を被告として、有罪か無罪かを暴いていきます。
その結果については、ここでは触れませんが、この映画を見ていたこともあって、イオンのニュースには驚きました。

充電スタンドが設置されることで、電気自動車の普及が一歩前進するインフラ整備が進みます。
どうせ車を買い替えるなら、エコカーがいい!と思っている人にとって、電気自動車がぐっとリアルな選択肢の一つになることでしょう。ガソリン車と違って、CO2を排出しませんし。

できれば、電気の供給源は、ソーラーパワーや風力などの自然エネルギーになることが理想です。
さらに言えば、マイカーよりも、カーシェアリング(共同で車を使うこと)、公共交通機関、自転車~!といった、選択肢がより環境にとってはいいこともお忘れなく。

映画「Who Killed The Electric Car?」
2008年8月には、日本語字幕付きのDVDが発売されるようです!


16:44  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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