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2008.10.13 (Mon)

映画「フツーの仕事がしたい」

ポレポレ東中野で上映中の映画「フツーの仕事がしたい」を見てきました。セメントを運ぶ運転手の仕事をしている皆倉さん(36歳)を追ったドキュメンタリー映画です。
photo.jpg
一般的に、過労死の基準は残業100時間以上と言われていますが、皆倉さんのある月の労働時間は552時間。週40時間制の場合の法定労働時間は、月平均173時間、最大177時間です。(※) 173時間で計算しても、379時間が残業となります。家に帰れない日がほとんどという毎日。一方的に下げられる賃金。ある日、「誰でも一人でもどんな職業でも加入できる」というユニオン(労働組合)を訪問し、組合員になります。

※過労死認定基準通達の解釈を述べた通達では、ひと月を30日で計算するため、一ヶ月の法定労働時間は171時間になります。この数字で計算すると、皆倉さんの残業は、381時間になります。


映画は、違法な労働環境の改善をめぐって交渉を続ける皆倉さん&組合と、会社側の対立を描きます。皆倉さんが働いていた下請けの会社に発注している、一つ上の会社。またその上の会社にも、法令順守について問い正していきます。 「サプライチェーン」という言葉は、この映画では使われていなかったと思いますが、「サプライチェーン」と言えば、CSRを語るときによく使われる言葉です。

企業の社会的責任をとことん追求するのであれば、下請け会社の法令順守にも目を光らせ、取引先の条件に、法令順守を入れることで、正当な労働条件下で働く労働者を増やしていくことができるのではと思いました。

「フツーの仕事がしたい」は、皆倉さんの話ですが、残業時間の差、労働条件の差はあるにせよ、皆倉さんが持っている労働者の権利は、労働者が等しく持っているものです。
そういう意味では、自分の労働環境について考え、選択しえる解決法について考える機会を提供してくれる、優れた映画だと思いました。

もし、ご自分の労働環境に疑問をお持ちなら、無料の労働相談などを利用してみてはいかがでしょうか?
私も会社員時代、仕事の後に電話で相談に乗ってもらいました。直接相談員に話を聞いてもらったこともあります。匿名で大丈夫です。とりあえず、自分の働き方が、違法かどうか、専門家に判断してもらうだけでもいいと思います。

もし労働環境が違法だと分かり、改善を望むのなら、労働基準局に相談してはどうでしょうか?
こちらは平日の営業なので、会社員が利用するには難しいかもしれませんが。

どちらにしても、労働条件について相談する際、これまでの労働の記録を残しておくことです。

未払い残業代があるのなら、労働時間を記録しておくこと。給与振込みの明細。タイムカードがあれば、そのコピーなども。
セクハラ、パワハラの被害者なら、そのときの状況を詳しく記録しておくこと。

私は未払い残業代の請求をしたことがあるのですが、そのときは自己流で記録していました。しかし今なら、「しごとダイアリー」 (300円税込)という、とても使いやすい手帳が売っています。
NPO法人POSSE(ポッセ)が作ったもので、残業時間や、セクハラなどの記録を書き込める手帳で、その際、どんな点に注意してメモすればいいのかが手帳に書いてあります。
(過去に、しごとダイアリーについて書いています。「しごとダイアリー」で未払い残業代にサラバ!

しごとダイアリー取扱店
セブンアンドアイでも取り扱ってます。ココ
しごとダイアリーの使い方

(ポッセは、「フツーの仕事がしたい」のエンドクレジットにも、協力団体として名前がでています)

実際、この手帳が証拠になり、残業代を払ってもらったケースもあるそうです。


映画「フツーの仕事がしたい」は、ポレポレ東中野(JR東中野駅北口徒歩1分)、黄金町 シネマ ジャック&ベティ(京浜急行線 黄金町駅下車 徒歩5分)で上映中です。

映画「フツーの仕事がしたい」

「フツーの仕事がしたい」予告編
19:20  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2008.10.08 (Wed)

「経営者の「志」と哲学をどう伝えるか」by オルタナ+(プラス)

「経営者の「志」と哲学をどう伝えるか」をテーマに、丸の内ブランドフォーラム代表の片平秀貴さんが、「オルタナ+(プラス)」(主催:オルタナ)で講演されました。
支持されるブランドの背景にあるのはなんでしょうか? ブランドづくりの舞台裏を、事例とともに説明していただきました。
alternaplus.jpg
ブランドの三つの重要な概念は、「思い」「玄人」「定番・驚き」だといいます。
そのなかでも、なるほど、と思ったのが、「定番・驚き」です。人間が驚くためには、その前提には「定番」があることが前提で、定番が7割、驚きが3割。
オルタナのような雑誌であれば、新しい号を買って、ページをめくったときに期待する「オルタナらしい」記事=定番。
そのなかに、ええ!!と思わせる、驚きの記事。この驚きを、読者の「ハピネス」につなげることで、オルタナというブランドのもつ魅力は深まるのだと理解しました。


4回目となった今回のオルタナ+は、残すところあと2回となりました。
次回は、オルタナの森編集長によるセミナーとなります。

環境・CSR活動をどう広報するか/2008年12月9日(火)
森 摂 弊誌編集長(『社員をサーフィンに行かせよう(訳)』など)

ボランタリー経済下の企業戦略/2009年2月10日(火)(予定)
田坂広志 ソフィアバンク代表
(著書に「これから何が起こるのか」PHP研究所など) オルタナ3月号から「オルタナティブ文明論」連載開始


申し込みについてはこちらのサイトをご覧ください。


頭の中に整理がされないまま、つめこまれた情報や体験が、こうしたセミナーに参加することで、自分なりに整理されるきかっけになると思います。
また、会場には編集部のスタッフもおりますので、オルタナについての質問や要望、一緒に取り組んでみたいアイディアなど、意見交換ができたらと思います!

23:42  |  未分類  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
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