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2009.04.30 (Thu)

明日は環境大臣をチェック

水俣病が「公式」に確認されてから明日、5月1日で53年目となる。毎年1日には、水俣市で水俣病犠牲者慰霊式が行われおり、今年もその予定に変わりはない。

 注目されるのは、斉藤鉄夫環境大臣の動向だ。4月17日付けの熊本日日新聞には、「(国会の日程が許せば)ぜひ参加したい」と述べたとある。「参加する」と断言はしてはいないため、果たして1日、斉藤環境相が水俣入りするのか、注目されるところだ。

 現在、「公害・環境問題の原点」といわれる水俣病事件は、多くの人の関心にのぼらないまま、政府によって幕引きされる危機にある。だからこそ、多くの人に、明日の斉藤環境相の動向に関心を持ってもらいたいと思っている。

minamata memorial small.JPG

かつて「水俣病犠牲者慰霊式」の会場として使われていた水俣メモリアル


 水俣病被害者は今、与党が国会に提出した「水俣病特措法案」に大きな衝撃を受けている。なぜなら、同法案は、原因企業チッソの分社化(注1)や、公害指定地域の解除(注2)が、被害者救済と抱き合わせになっており、「まるでチッソ救済の法案ではないか」「水俣病患者の救済からはほど遠い」と、患者団体らが賛同しがたい内容であるからだ。

 この法案が患者関係者に与えた衝撃は大きかった。これまで立場や考えの違いで共に行動することのなかった患者団体が、「同時多発的に、これはまずいと思ってしまった」(水俣病患者連合事務局・弘津敏男氏)と表現するほど許しがたい内容だったのである。与党が国会に法案を提出したのが3月13日。25日には、水俣病事件史以来初めて、11団体が連名で分社化と地域指定解除の撤回を求める声明を発表した。

大臣 患者の話を聞いてください

 4月15日、患者団体らは斉藤環境相に陳情するために上京した。大臣が患者らに用意した時間は30分。環境省の西尾哲茂事務次官と原徳壽環境保健部長らが同席した。

 大臣に伝えたいことはたくさんあるが、時間は限られている。11団体の代表は、1分程度でそれぞれの思いをぶつけた。「現地調査も行わず、なぜ救済法案がでてくるのか」(注3) 「患者の切り捨てだ」「分社化には反対」といった訴えが続いた。

 斉藤環境相は患者らの意見を聞き、「皆さまの思いに対し、できる限りの努力をしていく」と発言をした。しかし、最後まで、患者らが望むような、法案の撤回や、現地調査を行うといった言葉は出てこなかった。

 この後、場面は一気に緊張感を増す。【つづく】
 ※続きは、緊張感漂う環境省の一室で。


注1:チッソを親会社(水俣病事件補償問題担当)と子会社(水俣病事件とは無関係)に分社化し、利益を上げている液晶化合物の製造・販売部門を子会社に移行。そこで得た利益を、親会社は補償金に充てる。子会社の業績のいい時期を見計らい、親会社は子会社の株を売った利益を補償にまわし、自らは廃業する。加害企業の消滅で、チッソを被告として係争中の裁判の継続は不可能になる。

注2:水俣病患者の認定や補償を定めた公害健康被害補償法を根拠とする地域指定が解除されると、以後、患者の認定・補償が一切行えなくなる。

注3:患者団体らは、不知火(しらぬい)海沿岸住民の健康調査を希望しているが、国は応じていない。


※この記事は、こちらのサイトに掲載されました。



別のブログ
味(み)海苔の実の最新記事はこんな感じです。
(04/30)患者が救済されない救済法
(04/30)緊張感漂う環境省の一室
(04/30)明日は環境大臣をチェック!
(04/30)谷根千をぶらり
(04/29)設楽ダム アースデイ・レポート
(04/28)古ジーンズ回収@リーバイス
(04/28)環境教育は善意の落とし穴?
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