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2009.11.30 (Mon)

フォトジャーナリズムフェス@早稲田大学 DAYS JAPAN共催

早稲田大学・DAYS JAPAN共催・フォトジャーナリズム・フェスティバル
12月5日まで開催しています! (全て入場無料)



days waseda sr0092052.jpg


早稲田大学のキャンパス全体が、フェスティバルの会場です。
よって、広い・・・(笑)

室内での展示だけでなく、キャンパスの壁面を使った展示も行われていますので、
宝探し(オリエンテーリング)気分で、一流のフォトジャーナリズム作品をご覧いただくこともできます!

その際、役に立つのが以下の2アイテムです。


歩き方(効率よく展示をまわる3時間コースです。ランチ時間込み)
→PDFarukikata2.pdfをダウンロード

ガイドマップ
→PDFguidemapをダウンロード
ホームページで確認する


そのほか、フェス期間中、どんなイベントが行われているのか一目でわかるカレンダーもあります。
イベントカレンダー


すでにフェスティバルの半分は終了していますが、今日、明日も魅力的なイベントが開催されます!


11月29日(日)14時~16時30分
石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞 記念トークセッション
一枚の写真が社会を変える-フォトジャーナリズムの現在-

@早稲田大学小野記念講堂(早稲田キャンパス27号館、小野梓記念館地下2階)
詳細サイト
 佐藤賢二郎 (報道カメラマン、毎日新聞外信部)
 田沼 武能 (写真家、日本写真家協会会長、早稲田ジャーナリズム大賞選考委員)
 広河 隆一 (DAYS JAPAN 編集長、第2回早稲田ジャーナリズム大賞受賞者)
 古居みずえ (フォトジャーナリスト、アジアプレス・インターナショナル、第6回早稲田ジャーナリズム大賞受賞者)
   <司会> 熊切 圭介 (写真家、日本写真家協会副会長)


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11月30日(月)15時~19時
戦争報道にかけた人々
-テレビドキュメンタリーを通して見たフォトジャーナストたちの実像

@早稲田大学 27号館地下2階 小野記念講堂
詳細サイト
【パネリスト】
七澤潔(NHK放送文化研究所主任研究員、上記番組のディレクター)
豊田直巳(フォトジャーナリスト)
野中章弘(アジアプレスインターナショナル代表、早稲田大学ジャーナリズム教育研究所客員研究員)
コメンテーター:
広河隆一(DAYS JAPAN編集長)
司会:花田達朗(早稲田大学教育・総合科学学術院教授、早稲田大学ジャーナリズム教育研究所所長)
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12月1日(火) 17時~18時
対談「地球環境は今」竹村真一×広河隆一(小野記念講堂)

  16時30分      受付、開場(小野記念講堂)
  17時~18時    対談「地球環境は今」(小野記念講堂)
              竹村真一(京都造形芸術大学教授、触れる地球開発者)
              広河隆一(DAYS JAPAN編集長)
  18時~18時30分 デモンストレーション「触れる地球」(ワセダギャラリー) ※希望者のみ
詳細サイト


tangible_earth2.jpg


ボランティアの声
@suzumeryo 「触れる地球」は2つあって、ひとつが「DAYS地球」。全部観ると1時間。もうひとつが「エコ地球」。約10分。過酷な現実と、リアルな希望が見事に「触れる」ことで表現されています。

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~12月19日(土)まで 10:00~18:00(日曜休館日)
写真展示「広河隆一・人間の戦場 40年」
 40年以上現場を追い続けている広河隆一の「一瞬をとらえた写真」が伝える被写体の声。
@早稲田大学 26号館(大隈記念タワー)10階 125記念展示室

詳細サイト


sr0092065.jpg


DAYS JAPANによるフェスティバル公式サイト
早稲田大学によるフェスティバル公式サイト

フランス・バイユーからお借りしている写真を身近でみることもできます!
ぜひお立ち寄りください!

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なお、twitter(ツイッター)で #daysjapan で検索していただくと、参加者の感想、イベントの告知などが一覧できます。
#daysjapan

私もツイッターをやってます。follow me!
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2009.11.19 (Thu)

スピン・ファーミング ~都会で有機農業を~

 「都会で農業」と聞けば、まず思いう浮かぶのが、自治体が提供している市民菜園ではないでしょうか。
 2008年、渋谷区に誕生した区民農園は、土地総額が68億円ともいわれる高級農業地。利用料は月1000円で、一区画・約8平方メートルとのこと。しかし、一般向けの競争率は13.5倍だったというから、驚きです。
 他の区はどうなのかと思い、江東区の城東区民農園の抽選倍率を見てみたら、9.59倍でした。どうやら都会で農業をやるには、まずはくじ運がよいことが求められるのかもしれません。

 そんななか、先日まで日本で講演活動をされていたカナダの若手環境活動家メラニー・マレンさから、「スピンファーミング」(spin farming)という、新しい都会の農業の方法について教えてもらいました。

melanie mullen.JPG

写真は、11月13日に国立オリンピックセンターで講演中のメラニーさん


 「スピン・ファーミング」のSはスモール(small)、Pはプロット(plot)、INはインテンシブ(intensive)を意味していて、比較的小規模な土地で行う農業のことを指すらしいです。
 こう説明すると、区民農園と変わらないと思われがちですが、スピンファーミングの特徴は、農地を提供するのは行政ではなく、個人だという点。しかも、個人宅の庭先を借りて農業をするのそうです。

 カナダの住宅の多くは、玄関前と、家の裏に庭がついているタイプが多いそうですが、庭の手入れがままならない人も少なくない。そこで、「スピンファーマー」と呼ばれる人たちに、自分の家の庭を寄付し、オーガニック農業をそこで行ってもらう。
 スピンファーマーは、こうした庭をいくつか集め、オーガニック野菜を栽培し、ファーマーズマーケットなどで販売するそうです。

 メラニーさんが話してくれたスピンファーマーの男性は、数件の庭を自転車で回り、野菜を育て、これだけで生計を立てているとのこと。

 庭先を提供するオーナーにとっては、定期的にオーガニック野菜がもらえるだけでなく、荒れ放題だった庭が、美しい“プチ”農園になるとあって、スピンファーミングは双方にとって、メリットがあるようです。
 
 ちなみに東京23区で市民菜園を設けているのは11区のみ。市民菜園に応募するという時点で、対象にならない人がいる現実。まずは小さくスピンファーミングを始めるほうが、高い競争率を勝ち抜くより、確実に都会で農業を行う一歩であることは間違いないようです。
 (あ、その前にベランダ菜園のほうが手軽ですね!)

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http://yummyseaweed.seesaa.net/

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2009.11.08 (Sun)

社会と企業をつなぐCSRフォーラム~CSR2.0時代の到来~

11月6日(金)に日本財団で行なわれた、
社会と企業をつなぐCSRフォーラム~CSR2.0時代の到来~
シンポジウムのレポートです。

レポート前半は 
http://yummyseaweed.seesaa.net/article/132184048.html
こちらを。

後半がこれ(↓)です。
http://yummyseaweed.seesaa.net/article/132297928.html
以下、上記サイトからの転載です。

・・・・・・・・・・・・
パネルディスカッション
~ステークホルダーに響くCSRの取り組み、情報発信とは?~
s-20091106csr.jpg

コーディネータ:IIHOE 代表 川北秀人氏
パネリスト:ダイバーシティ研究所 山本 知恵氏
オルタナ 編集長 森 摂氏
日本財団 CANPAN企画推進チームリーダー 町井則雄氏


森さん)200-2005年 CSRに関心持ち始めた時代
2005-現在 上場企業は報告書を発行しだした。
今後、三期目に突入する。 
(シンポジウム会場での)配布資料は2年前のオルタナ掲載の記事。「横並びCSR」について書いたものだが、状況は2年前と変わっていないのでは。
ここを脱することが第三段階への課題でないか

山本さん)
ダイバーシティ研究所(DECO)は、CSR大賞1-3回に関わってきた。
ノミネート企業は、CSR情報開示度の高い上場企業トップ10と、上場企業以外(中間支援組織の推薦を受けた)10社の総合20社。
これら20社に対して一般市民がでWEB投票してきた。
CSR大賞のポイントは、市民が投票している点。投票者の7割がCSRという言葉を始めて聞いたような人。
第一回目は、ノミネート企業名が投票者にわかる状態での投票だった。
二回目以降は、企業名を伏せて投票。
一回目は大企業に投票が集まった。また、市民、NPOとの協同事業にも関心が集まった。
第二回目は、女性の活躍、ワークライフバランスへの注目が高くなる。ノミネート企業もそうした点を紹介していた。
第三回目、雇用に関する部分、障がい者雇用、投票者のコメントもそうした部分にふれたものが多かった。
地域ブロックごとに選抜されるノミネートも激戦だった。各地で開催したCSRセミナーで、企業の活動が発表されてきた。
地域の人や、NPOが、総力をあげて取材し推薦した企業が多い。
どの地域にも共通していることは、企業の地域密着度。地域のために、おかげさまで、の視点がないと企業は生き残っていけないようだ。

町井さん)
日本財団は競艇事業から全国のNPO 公益財団に資金提供をしている。
第三セクターががんばっても、ステークホルダーの巻き込みが不可欠であり、資金援助だけではだめ。
230億円(年間)は、一箇所に集まると大きいが、各団体に配布すると微々たるものになってしまう。
他にできることを考え、情報発信にいたった。お金は有限だが、情報発信は無限の可能性をもっている。
老人ホーム一軒分くらいの投資で、情報インフラができる。
財団がやりたいことは、産民学の連携の促進と、CSRを可視化していく支援。

今年行ったレイティング調査(CSR活動の質的調査)では、
3位 サッポロホールディング
2位 デンソー
1位 積水ハウス
となった。


森さん)
2年半の取材で確信したことは、CSR2.0を目指すには、3つポイントがあるということ。
・CSRと本業の融合 
経営トップはCSRをやって儲かるのかどうか考えている人がほとんど。売り上げを上げないことには会社の存続を問われると。
しかしCSRを追及すると、本業にフィードバックされる。
誰がこうしたCSRの道筋をつけるのか。トップランナーしかない。
・コミュニケーション
隠匿は、個人の活動ならokだが、会社では別話。伝わるCSRが重要。
・本音と建前の融合
CSRは建前であることが多い。
社会に伝えるより、社内理解が得られない(これはCSR担当者からよく聞く愚痴)。ここに、本音と建前の分離があると思う

山本さん)
CSR大賞にはいたらなかったが、特筆すべき取り組みとして、
新潟からの推薦企業、アイマーク環境は、佐渡島での産業廃棄物・ごみ収集事業を行う会社。中小企業だが大企業が参考にできる点は多いと思った。
ゴミ収集の仕事をとおして、障がい者雇用を実践。創業時、ゴミを扱う仕事が嫌がられ、従業員が集まらなかった過去をもつ。
そのとき、障がい者に助けられたという。そのときの感謝の気もちを今日まで大切にし、現在でも障がい者雇用率は20%。
また、ISO14001の取得は、社長が若い世代に代わったときにトップダウンで進められた。
当然社内からは、お金や手間をかけて取り組む理由がわからないと、社員の抵抗があった。
ところが、進めていくうちに社内コミュニケーションが活発になった。
社長がなぜISO14001の取得を勧めるのかについて議論が発展。自立型社員が育つきかっけに。
会社が地域のために仕事をしていることだと仕事への認識を新たにする社員も増えた。

町井さん)
企業CSRを社会がどれだけ応援しているかの可視化が重要。
まずは、企業がCSRを投資と考えれるように。
投資家がCSRをやっている企業の株を買っていることをみせていけたらと思う。

川北さん)
生産人口 今後減少していく一方の日本。一人の高齢者を、何人の生産人口で支援していくのか。
2020年の世界を創造してみると、いかに人口構成が違ってくる、今とどう違うのか?
もし日本が1%弱の成長、中国が7%の成長を続けると、2020年 中国は10年間で、今の日本と同じだけのGDPを増やすことになる。
そのとき、鉄、レアメタル、LLGが今と同じ価格で買えるのか、考えてほしい。
リーマンショックの石油の高騰、あれはリハーサルだといいたい。
そのとき日本の高齢者は増え、医療、介護費用も増える。
「今までの経営の延長戦で考えるのやめてください」と経営者に言いたい。
生き残るには、女性の雇用率を上げるしかない。
女性が働き続けることが、GDPをあげることになると、OECDはずっと指摘してきている。
企業の生存のためになぜ、女性を生かさないのか。

今22歳の人のうち、ひとりっこ率は4割。
子育てより介護を先に経験する世代も多くなるかもしれない。
こうした課題解決に市民団体を活用すべき。

森さん)
川北さんの発言を受けて、CSRの延長線上に競争力があると再認識。CSRと本業の融合につながる。
次号オルタナ マイケルポーターの競争力のCSRを、ドラッカー、コトラーとともに紹介する。
このあたりのことが日本には伝わっていない。
女性の活用についても、競争力のために活用することについては大賛成。

今後ん日本について、日本語の言語普及。つまり、日本語で食えるようにするべき。
(英語が話せれば、どこの国でも英語の先生として食っていけるような、言語の戦略を というような話だったと記憶)

化石燃料高騰
ピークオイルは必要ないと思っている。1バレル200ドルを超えると、化石燃料が自動車の燃料として使えなくなるだろう。
去年の状況はプレ・ピークオイル。そう遠くない将来、ここからは飛躍かもしれないが、パリやNYに行くのに、50万円程度かかる時代になるかもしれない。
航空産業は弱い立場に。あらためて、大陸間の移動が盛んになるのではないか。

山本さん)
外国人 女性 といったキーワードが議論にでてきたが、
企業の社会との接点において、ダイバーシティの推進ははずせない。
企業組織の大きさに関わらず大事なこと。(規模の大きくない)地域企業のほうがやりやすいかもしれない。
去年の受賞企業、いちまつ蒲鉾や、ワッツビジョンは、独自のやり方で働く場を提供している。

外国人の活用で、参考になる事例をひとつ。
日本語や習慣を伝えるだけでなく、企業側が優秀な人材を受け入れるための体力をもち、準備をしておくこと。
多言語の表示、周りの社員の対応能力、違いを意識しすぎるのではなく、互いを認め合うことができる企業風土があるか。

トヨタの例:(とよた日本語学習支援システム)
外国人スタッフに日本語、習慣、地域ルールを教えたいがなかなか難しい。
例えば、そうしたことを教える時間は、残業あつかいになるのか、といった疑問があった。
そこにNPOなどの専門家が入ることで、午後5時、就業後の社員食堂を、NPOなどに会場として提供する。
社員である外国人スタッフが自由に習得できる場を職場の近くにつくった。
無理なく参加できる場所が近くにあることが大事。
外国人労働者にとって、日本語習得などが難しい理由は、
お金がかかる、遠い、時間があわない、といった理由によるため。

町井さん)
不動産会社が駅前のシャッター商店会の物件を、複数の会社連携の保育施設に。間にNPOが入っている。
NPOだけでは無理でも、企業が入ることで可能になることも。
事例はあるが、ただ世の中に 可視化されていない。

専門家といっていいNPOとは?
川北さん)企業に要望しにくるNPOではなく、企業側の課題を知って、それに対する解決策を提案していくるNPOのこと。 
NPOは要望ではなく、提案するべし。

山本さん)
仙台宮城NPOセンターは、企業のCSR相談をうけはじめている。


森さん)
CSR2.0 ひっかかている。
CSRに対する理解が足りない、報告書には、心にひびく内容のものが少ない。社内理解が進んでいない。
この壁を乗り切るために、CSR2.0という理想像を明確にすることで、そこを目指して、トップランナーをめざしていこう。

川北さん)
報告書がモノローグであり、対話になっていない。ダイアローグが求められている。
なぜ、報告書に第三者意見を載せるのか?
「それは(社長に)外圧をかけたいからです」と率直に語る社員もいる。外部が物申す機会である。

インフラ整備がCSR 1.0
課題解決の加速化が 2.0
だろうか。現場は外部の力を借りたほうが(課題解決にとっては)いいかもしれない。

以上。

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