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2008.09.08 (Mon)

キャサリン・ハムネットさん来日!

katharine hamnett
英国のファッションデザイナー、キャサリン・ハムネットさんが現在開催中の「東京発 日本ファッション・ウィーク」に参加するため、5年ぶりに来日されました。
ハムネットさんといえば、私にとっては筋金入りの社会派デザイナーとしての印象が強いのですが、ファッションの世界においても大活躍されている世界的なデザイナーです。
そんなキャサリンさんが「ファッションデザイナーが語る地球にやさしいファッションの話」をされるというので、東京ミッドタウンに行ってきました~!

トークの司会進行は、いとうせいこうさん。パネラーにモデルの富永愛さんと、デザイナーの信國太志さん。キャサリンさんの講演について、3人が質問、コメントをするという構成でした。

初めてみるキャサリンさんは、黒のノースリーブのワンピースに、かかとの低いサンダルを素足にはいて登場。服が彼女を「着飾る」というよりは、「ありのままの自分に似合うファッションで」という雰囲気で、とっても好印象!

講演の最初に、元々ファッション業界に進もうと思っていなかったこと。両親から、生計を立てることができる職業に就くように言われ、絵描きや発明家になりたかった夢を諦めて、ファッションの道に進んだことを紹介。驚きしました。

キャサリンさんのプロフィールを紹介しますね。(配布されたパンフ参照)

1975年から世界を舞台にデザイナーとして活躍。79年にKATHARINE HAMNETT社を設立しています。83年には、「酸性雨を止めよう」などのメッセージの入った「Choose Life」Tシャツ・コレクションを発表。85年の秋冬コレクションでは「Think Global/グローバルに考えよう」を発表。

89年には、自分が正しいことをしているのか調べるため、繊維産業のリサーチを実施。繊維産業が地球環境にマイナスの影響を与えていることを知ったそうです。この調査は、2003年まで続いたそうです。(これは、講演で話されていました)

90年には、ニューヨークで、従来の方法で栽培される綿(コットン)の危険性について講演を行い、「Pesticides Trust」という団体とともに、綿栽培に使われる農薬について研究するプログラム「Environmental Cotton 2000」を設立。

94年には、エイズのチャリティーイベント「The Quilts of Love/愛のキルと」に参加。99年には、有機栽培の綿「オーガニック・コットン」を2000年の春夏コレクションに新素材として使ったそうです。

まだまだキャサリンさんの社会的な行動は続きます・・・

2001年には、911事件を受け、世界平和を訴える「NO WAR」キャンペーンを、英国、スウェーデン、イタリア、日本で展開。2003年には、英国のNGO「OXFAM」の招待で、フェアトレード活動の一環として、アフリカのマリのコットンフィールドを訪問。強制労働、貧困、飢餓のため死んでいく子どもたちを見て、このままではいけないと痛感し、ファッション業界を内側から変えていこうという思いを強くしたそうです。(マリで撮影された映像が上映されました)

「コットンは、世界で使われている殺虫剤の25%を占めている。WHOの調査によると、農薬で毎年2万人がなくなっているのです」

とキャサリンさんは私たちに訴えました。
そして、キャサリンさんが最近5年間、力を注いできたのは、農薬も殺虫剤も使わないオーガニックコットンの導入でした。
今では、農薬を使う綿栽培が、「従来の」方法として認識されていますが、農薬が出回る以前は、コットンは全て無農薬で作られていたのです。そう考えると、オーガニックコットンへのシフトは、昔のやり方にもどそうよ、というようにもとれますね。

キャサリンさんの講演の後、パネラーも交えての質疑応答になりました。こちらの内容については、今後のブログで紹介しますので、お待ちください。

追伸:富永愛さんが、キャサリンさんの公演中、熱心にメモを取られている姿が印象的でした。
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