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2009.07.01 (Wed)

写真で見る水俣病特措法に反対する記者会見

2009年6月29日参議院会館第3会議室にて開催。

主催者:胎児性水俣病患者の共同作業所「ほっとはうす」(水俣市)

目的:与党(自民党&公明党)の水俣病PT(プロジェクトチーム)が作成した水俣病についての特措法について、これまで民主党案を主張し、反対してきた民主党までもが、“協議のテーブルにつく”という姿勢を表明。
一気に、与党案成立のシナリオが現実味を帯びてきたため、「この法案では、患者は救済されない!」と、ほっとはすうのメンバーらが上京。議員に被害者の声を聞いてほしいと、記者会見の場を設けた。

法案には、問題がありすぎて、この場ですべてを説明すると、読む気がなくなってしまうので、簡単に一点だけ説明する。

それは、加害企業チッソの分社化が、法案に含まれている点だ。

記者会見に同席した柳田邦男さんの言葉に、私がさらに加筆したものを紹介する。

チッソの分社化とはこういうことだ。

自分の家族がAという人物の行いによって、何らかの身体的被害を被った。仮に、歩行障害によって、一生車いすを使う生活を送ることになったとする。
加害者Aに対して、家族は責任を取れと要求する。
すると、Aは、自分には補償能力はないから、親戚に責任をゆずるという。
その結果、Aは加害者であるにも関わらず、フリーハンドで闊歩した人生を送ることができる。

:::

現在、与党が提案している特措法では、水俣病の加害企業チッソは、補償を担当する会社と、事業に専念して利益を上げる会社に「分社化」をすることを認めている。
補償を担当する会社は、いずれ消滅させるという。
残った、事業を専門とする会社は、“加害企業”としての責任を一切負わない。

おかしいですよね?

:::

柳田さんの発言
分社化は、加害企業が責任を免除されて、補償は別会社でやればいいということを意味する。PPP(汚染者負担原則)に反対している。
加害企業は、事業活動(金儲け)に専念。補償は別会社でやるということを、国が決めているということ。
今後、公害、薬害を起こした企業が、別会社をつくって、後のことは知りませんとなってしまう可能性をはらんでいる。
こんな内容の法案を法律にしてしまうおうとしている。


あれ、写真で見る記者会見…のはずが、文章で説明している…(苦笑)。では、写真へいきましょう!

20090629kokkaimae.JPG
国会前での座り込みです。

20090629kokkaimae2.JPG

以下、記者会見です。
20090629kokkai press.JPG

20090629kokkai press2.JPG
「国会の言葉は美しく、立派だけど、53年間、患者は十分な補償はされてこなかった。仕方ないと遠慮してきた。今になって、チッソが分社化するのは、患者を補償する会社を、将来的になくそうという魂胆が見えている気がする。」(杉本雄さん 水俣病患者・抱えている写真は杉本栄子さん)

20090629kokkai press3.JPG
「健康な体で生まれたかったのが本当の気持ち。なぜ、チッソや国は、昭和34年の猫実験で、原因が有機水銀とわかっていながら、排水をとめなかったのか。とめていたら、私の被害はなかったのか、とすごくうらみ、にくんだ。 人は間違ったことを素直に認めて、とめるべきところは、とめるべき」(中央:松永幸一郎さん 胎児性患者)

「どうしてチッソは解決していない人たちを、患者さんたちの気持ちをわからんかなと思う。残念でたまりません。もっと患者の気持ちを分かってもらいたいし、一生懸命、運動している人たちの気持ちも、むこうも病気なのに、あんなに汗をかきながら、運動をしなくてはならないのか」(右:永本賢二さん 胎児性患者)

20090629kokkai press4.JPG
「まだ、寝たきりの人たちがたくさんおるから、お母さんたちも苦しいと思う。寝たきりの人たちも、苦しいです。両方苦しいと思います。チッソがににくいです」(加賀田清子さん 胎児性患者)

20090629kokkai press5.JPG
「僕は地域の(一般の)学校行けなかった。本当は、行きたかった。
僕も分社化には反対です」(長井勇さん)

20090629kokkai press7.JPG
「チッソの分社化については、いやです」(山添友枝さん 未認定小児性患者)

20090629kokkai press 8.JPG
「分社化を含む法案をやめてもらいたい。私は明神(水俣市)で生まれまして、金子さん、永本さんと同じく、水俣病の激震地で生まれた。そこで40年ちかく、“水俣病”という言葉を出せないでいた。家族4人が(水俣病に)認定されています。今日は、父親・つぎよしの思いを伝えたくって、写真をもってきました。
なぜ、40年間も黙っていたかですが、4人の家族、父、母、祖父母は認定されていますが、兄弟4人は、水俣病の申請をしたことがなかったのです。なぜ申請をしなかったかというと、私の姉たちは、丁度、結婚適齢期でした。当時、水俣病の名前を変えてくれという運動が起こっているなか、水俣病について声をあげることは、できなかったのです。
父が亡くなったことさえも、人様にいえない病気でした。
今日は父がみなさんに会いたがっていると思います。父が生きていたなら、水俣の患者だけではなく、チッソに務めている人も、救われないといけないと考えたでしょう。みんなが話しができるようにならないといけない。
チッソに勤務していた父が生きていれば、チッソに対して、自分の会社は責任をとろうよ、ということをいうと思います。
ここまできて、責任をとらずに逃げてしまっては、自分の勤めていた、誇りにしていたチッソを父は許さないと思う。
責任をとってから、分社化してほしいと思っているはず。
残り数日の国会で決めてもらいたくない。」(大矢理巳子さん 未認定小児性患者)

20090629 kokkai press9.JPG
「チッソだけでなく、国の責任もある。また、水俣病患者に対する差別の問題もあって、名乗りでにくい状況のなか、手を上げている人たちだけしか救済されない法案とは、どういう意味を持つのか。
加齢とともに発病するケースもある。今、分社化し、責任から逃れることは許されない。命が尊重される国を目指す」(写真左:無所属・川田龍平議員)

「去年、水俣で胎児性患者と会った。そのとき、簡単に解決できる問題ではないと思った。
この国は、実態調査をしない。被害の全貌が分からないのに、救済しようという楽観論をふりまく。
ここにきて、チッソの分社化。
これは、チッソにとっての10年来の悲願だが、これをやってはいけない。やっていいことと、やってはいけないことがある。
被害者が生きている間に、加害者が知らん顔し、自身は消えてなくなる、ということが起こってはいけない。抜本的な救済案といっても、一定の守るべきラインがある。
最高裁判決をふまえる。
分社化はあってはならん。
ちゃんと話をすればみんな理解できること。ただ、国会議員は、よくわかっていない。
全国に、この事実がしっかり伝われば、(与党案が)間違っているというと思う人が多いはず。
それを、今週と、来週で、決定するのはおかしい。」(写真左から2番目:社民・近藤正道議員)

※写真なし↓
「(民主党の)松野議員(座長)を中心に法案をつくった。一人一人が救われる思いでつくった。民主党PTチームはみなさんと同じ思い。それを政治的な解決で、このタイミングでやるべきでないとは、執行部に伝えている。(今の状態は)執行部がどのような判断をするのかにかかわっている。
PTチームとしては、今回の皆さんの意見は、(私たちの考えの)後押しになる、感謝している。
政権交代をすれば、全面解決できると思い、この法案をつくった。
PTは、与党の分社化を変える発想はない。」(民主・大島九州男議員)

写真なしですが、社民党・福島瑞穂議員も記者会見に参加していました。

20090629 kokkai press10.JPG
「日航ジャンボ機の事件では、日航は死亡遺族に一人、ケアする人を派遣してきた。JR尼崎の事故でJR西日本は、1世帯につき2人の専門家をつけて、心と家庭の支援をしてきた。
チッソは何かやってきたの?やらないどころか、公的に(責任から)フリーハンドになって、知らん顔ができるようになる。これは、日本の命の文化について、大変なこと」(柳田邦男さん)


公害の原点といわれる水俣病の“最終救済策”(特措法)が、こんな内容でいいわけがありません!

こんなに重要な法案が、十分に報道されないのも問題です。
大手新聞、TV局の責任はどうなっているんでしょうか。
よく、「報道の自由」を主張されていますが、「国民の知る権利」も忘れないでくださいね~。
ってことで、私のブログは、そんな知りたい人々のために存在しています。


でもって、皆さんのブログでも、この記事を紹介していただけると最高に嬉しいです!

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