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2008.04.25 (Fri)

足尾へ行きませんか?

私は足尾が好きで、これまでに何回が訪問しているのですが、最初に訪問したときは、山に雪が積もっていたので、「足尾のはげ山」を見ることができませんでした。
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はげ山を見ることが出来たのは、暖かい季節に訪問した二度目と三度目でした。見たときの衝撃は強烈でした。
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ご存じのとおり、足尾は、精錬所の排出する亜硫酸ガスによる煙害で、山の草木が枯れてしまった過去があります。松木渓谷は「日本のグランドキャニオン」と言われるように、草木がなく、乾いた、黄土色の大地が広がる場所であったのです。

今でも、草木の生えていない表土をむきだしにした山があります。

その一方で、はげ山に緑を回復させるため、政府による植林活動が絶えず行われてきた歴史もあります。
以前ドキュメンタリーで、急な斜面など、人が植林を行えない場所をに植林をするため、ヘリコプターから種をまいている映像を見た記憶があります。そこまでしても、緑が戻らない場所が、足尾の山には今も残っています。

こうした歴史を踏まえたうえで、足尾のむき出しになった山を見ると、「一度失った自然の回復は容易ではない」ということが、痛いほど分かります。
以前ご紹介した、ケニアのことわざにあったように、今、私たちが享受している自然が、将来の子どもたちから預かっているものだとしたら、失ってしまった足尾の緑について、どう責任をとったらいいのでしょう?

4月23日の日経新聞に、作家の立松和平さんが、足尾の植林について書いています。

立松さんは、13年前から、NPO法人足尾に緑を育てる会とともに、足尾の山に植林をしてきました。毎年1500人以上のボランティアが参加しているそうです。
植林を始めた頃に植えた木が、今では11メートルの高さに育ち、とても感動されたそうです。秋に紅葉した姿を見て、「まわりの山々は相変わらず茶褐色の単彩だから、この自然の錦繍(きんしゅう)はいよいよあでやかに見える」と書かれています。こんなにも、順調に育つとは予想されていなかったとか。

立松さんも紹介されていましたが、今年は4月26日(土)と27日(日)に植林が行われます。
誰でも参加できるそうなので、皆さんもぜひ、この機会に足尾を訪問してみてください。きっと気に入ると思います。(私は用事があって参加できないのです・・・)

植林の詳細はこちらで。
足尾に緑を育てる会 http://www.ashio-midori.com/
2008年 第13回「春の植樹デー」開催のご案内  http://www.ashio-midori.com/shokuzyu/syokuzyu08.html

なお、26日、27日は、通洞駅祭も行われるようです!
わたらせ渓谷鉄道、足尾銅山観光、足尾歴史館のトロッコ列車が運行します。
詳しくはこちらで。http://homepage3.nifty.com/susu/ashio/etc/s080426/s080426.htm


・・・・
足尾のお勧めスポットいくつか


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足尾に向かう、わたらせ渓谷鉄道からの景色です。渡良瀬川沿いを走ります!お弁当の販売もしていますよ~!




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途中の水沼駅には温泉があります。足尾の山を歩いた後、途中下車して入浴&マッサージでリラックスというのもいいですね!露天風呂です!




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だんだん足尾に近づいてきます。








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通洞駅前の大人気の食堂です。わたらせ渓谷鉄道のガイドさんオススメです。




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終点の間藤(まとう)駅からさらに山奥へ歩くこと2時間弱。松木渓谷であります。




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松木渓谷をさらに進むこと30分。精錬工場からの煙害で、廃村に追い込まれた松木村の墓石。松木渓谷には、こうした墓石が他に2か所あります。見つけるのはとても大変でした。人目のつかないところに、ひっそりと存在しています。




足尾銅山の歴史は、足尾銅山観光で、
足尾町の歴史は、足尾歴史館で学べます。

ゴールデンウィークに足尾への旅、いかがですか?
宿の予約はお早目に! 温泉宿は満室になります~!



おまけ
環っ波」に連載されている「新・宇井純物語」に、エッセイを書いています。(写真も掲載しています)
宇井先生の足跡を追う旅 足尾・旧谷中村訪問記
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