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2008.04.01 (Tue)

ソメイヨシノはクローンだった

 今年の「開花前線」に異状あり 
 東、西日本が逆転現象
(毎日新聞 2008年3月29日)


という記事が示すように、今年は南九州よりも東京で一足早く桜が開花しましたね。週末はお花見三昧だった人も多いことでしょう。
私は土曜日に、しだれ桜で有名な六義園(東京・文京区)に行ったのですが、入場門から、ズラリと続く長蛇の列を見て諦めました。その代わりに、巣鴨駅まで歩き、山手線沿いの桜並木を楽しんできました!


sakura.jpg
【写真は、石神井川(板橋)お花見ロード】

桜といえば、ソメイヨシノが有名ですが、名前の由来は「染井」(現在の東京都豊島区駒込)と、桜の名所として有名な吉野山(奈良県)の「吉野」という、二つの地名からきているそうです。

明治23年(1890年)に、藤野寄命(きめい)という人物が、「ソメイヨシノ」と命名しています。上野公園の精養軒の近くで、桜の調査をしていたところ、初めて見る樹を見つけ、公園の係に尋ねてみると、「多くは染井あたりより来る」と言うので、当時、一般的に知られていた山桜の吉野桜と区別して、「ソメイヨシノ」と命名したそうです。

吉野桜という呼び名がすでに浸透していたので、「ヨシノ」という呼び名を残し、染井から来たヨシノということで、ソメイヨシノになったのではないかと言われています。

その染井というのは、駒込付近で、ソメイヨシノの発祥の地として知られています。
駒込では、3月20日に「駒込染井吉野櫻開花まつり」が、駒込・染井銀座商店街で開催されました。商店街の場所は、JR駒込駅と、三田線巣鴨駅の近くです。 単なる偶然ですが、六義園の桜を諦め、ソメイヨシノの発祥の地(付近)である巣鴨で桜を見たことに、一人、嬉しくなってしまいました!

妙な縁を感じ(笑)、ソメイヨシノについて、いろいろ調べてみると、意外な事実にたどり着きました。

ソメイヨシノは、比較的新しい品種の桜であるということ。
江戸時代末期に誕生した品種だというのです。昔から、ずっと、日本の春を彩る定番だったと思い込んでいましたから、びっくりです。(苦笑)

また、ソメイヨシノの増え方にも驚きました!

江戸時代に、「オオシマザクラ」と「エドヒガシ」の交配で誕生した1本のソメイヨシノは、接木や挿木のクローン技術によって、増えていったのです。その結果、現在では、日本の桜の8割は、ソメイヨシノだそうです。

ちなみに、ソメイヨシノには、「自家不和合性」という性質があって、同じ樹のおしべとめしべの間では、受粉できないのです。できた種には必ず別の樹の遺伝子が混ざるので、種を育てても、元の樹と同じにはならないとか。

決して、今日がエイプリールフールだから、めちゃくちゃなことを書いているのでありませんので。(苦笑)
詳しくはこちらの書籍をどうぞ!

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